2026年度総合型選抜
起業・スタートアップ人材育成枠
(アンプレ選抜)
アントレプレナーシップって?
アントレプレナー=起業家とは、単なる経営者とは異なり、ゼロから事業を興す創業者のこと。独創的なアイディアやICTを駆使して新しいビジネスを切り拓く起業家が増えています。大学在学中に起業するニュースももはや珍しくありません。「超スマート社会(Society5.0)」の時代を生き抜く、大切なマインドとスキルです。

アントレプレナーシップで磨く5つのマインドとスキル
- アイディア
創造力 - 分野を横断して
活用できる
ITリテラシー - 組織を
牽引する
リーダーシップ - 失敗と成功を
繰り返す
経験値 - 人脈や
ネットワーク力
これからの一般就職にも、とても大切な要素!
情報大だからできる3つのフィールドを活かした活動

アントレプレナーシップセンターの主な活動
アントレプレナーシップセンターでの活動は基本的に学生主体です。自ら勉強したい分野を勉強会を開いて仲間たちと学んでいくスタイル。講師も自ら選び、交渉して参加してもらうことができます。例えば、自分たちだけに向けた小さなレクチャーをしてもらうことも、全学生向けに大きな講演会を開くことも可能です。また、イノベーション創出を鍛えるためのワークショップやハッカソンの開催も実現できます。例えば土日2日間の短期ワークショップから3ヶ月の長期ワークショップなども自在に開催することだってできるのです。
また、アントレプレナーシップセンターの価値はどんどん外に出ていけることです。学外のワークショップに参加したり、ビジネスピッチコンテストにチームで参加するなど、それこそが大きな力となります。
さらにやる気さえあれば海外にもどんどん挑戦しましょう。本センターのメンバーはタイやフィンランドにて、積極的に活動してきた実績があります。海外での活動は、創作やアイディアの大きな刺激となり、在学中の留学の道もあります。
主な活動項目
- 起業に向けた相談・支援
- 起業家による講演会
- ワークショップ・コンテスト参加
- イベント参加
- 起業に向けた勉強会
- デザイン思考(イノベーション創出)ワークショップ
- ハッカソン参加
- 海外留学支援(短期・長期)
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勉強会/起業家による講演会
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学内ワークショップ/クリプトン・フューチャー・メディア株式会社とのデザイン思考ワークショップ
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学外教育プログラム/enPiT-BizSysD
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イベント/NoMaps
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学外教育/プログラムDEMOLA HOKKAIDO
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留学/起業家を目指す学生交流inフィンランド


教員紹介(メンター)
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アントレプレナーシップセンター長
情報メディア学部 情報メディア学科 講師 近澤 潤 Jun CHIKAZAWA北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院 国際広報メディア専攻修士課程修了。鉄道会社で運輸職・輸送システム更新プロジェクトに携わり、その後現職へ。産学官連携で産業の高度化に寄与する札幌メディア・アート・フォーラムの事務局長も務める。
「未来を創るために必要なこと」は何でしょうか?
AIやロボットなどの情報技術が急速に発展し、それが当たり前になるこれからの時代、求められるのは「自ら考え、行動できる人」です。
アントレプレナーシップとは、「様々な困難や変化に対し、与えられた環境にとどまらず、自ら枠を超えて行動を起こし、新たな価値を生み出していく精神」のこと。つまり、「課題を見つけ、解決する力」や「夢中になれることを仕事にする力」を習得することにつながります。私たちアントレプレナーシップセンター【アンプレ】では、こうした力を育むことを最も大切にしています。
本学がもつビジネス・デザイン・テクノロジーの3つの領域は、新たな価値(イノベーション)を生み出すために必要であり、アンプレでは、こうした領域においてみなさんが新しいことに挑戦し、自分の可能性を広げる場を提供しています。例えば、みなさんがプロジェクトを立ち上げて地域の課題解決や、自身の挑戦したいことに取り組めるよう、活動資金の助成やイベント・ワークショップを用意しています。
挑戦する中で「起業」という選択肢が生まれるかもしれません。その際は、アンプレが全力で支援します。しかし、それは手段の一つに過ぎません。大切なのは、社会に価値を生み出せる人材へと成長することです。私自身、一般企業で実務経験を積む中で、知識だけでなく「行動する力」、そして「専門技術を活用する力」の重要性を感じました。それこそが、未来を切り拓く”カギ”なのです。
未来は、誰かが用意してくれるものではなく、自ら創るもの。みなさんの「やってみたい!」を、ここで一緒にカタチにしてみませんか。 -
経営情報学部 先端経営学科 准教授 吉見 明希 Aki YOSHIMI
北海道大学大学院経済学院博士後期課程修了後、本学へ。
大学院では、コンテンツ・ビジネスの管理をする際の会計上の特徴とは何かについて研究。現在は、コンテンツの製作と流通における管理会計の研究を行う。業を事として始める、すなわち「企業」をする際には、専門的な情報技術の修得も強みとなりますが、その技術を活かしてお客さんが求めるものを提供し、お金と交換する方法を考えて伝える力も重要です。会計を含め、様々な情報を的確に活用する力を身につけてください。
主にビジネス領域を担当。社内情報を扱う管理会計の知識を用いて、ビジネスプランの作成から実行、改善までのサイクルを円滑に回していくためのサポートを行います。また、複数分野にまたがる研究経験を活かして、柔軟な発想方法とその伝え方についての理解を促します。
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経営情報学部 先端経営学科 准教授 松本 紗矢子 Sayako MATSUMOTO
大阪市立大学(現・大阪公立大学)大学院経営学研究科後期博士課程修了。博士(経営学)。会計情報が投資家の意思決定にどのように影響を与えているのかについて、主に四半期財務情報に注目して分析を行っている。
ビジネスでは、数字に裏づけられた意思決定が重要です。経営判断を的確に行うためにも会計知識を身につけ、会社の財政状態や経営成績を理解して、持続可能なビジネスを築く力を養ってください。
主に会計分野を担当。収益や費用の分析を通じた実践的な会計スキルの習得をサポートします。数字を活用した戦略的な思考方法をアドバイスし、外部のビジネスプランコンテストへのチャレンジを後押しします。
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医療情報学部 医療情報学科 教授 本間 直幸 Naoyuki HONMA
東京理科大学基礎工学部生物工学科卒業。東京工業大学大学院生命理工学研究科を修了後、大手化学企業の製薬部門にて薬事・医薬情報を担当。その後、バイオ系試薬企業での学術部長、文部科学省知的クラスター創成事業における科学技術コーディネータ等を経て本学医療情報学部に着任。博士(理学)。
ヘルスケアには日常生活における健康増進への希望を現実のものに変えていく魅力と多くのビジネスチャンスが存在しています。ヘルスケアをさまざまな視点からみることで得られる多くの気付きをもとに人々の健康への思いを是非、形にしていきましょう。
主にヘルスケア(健康・医療)領域を担当。ヘルスケアに限ったことではありませんが、研究成果は必ずしもすぐ事業に結びつくものではありません。そこに存在するギャップを理解し、埋める作業がカギになります。これまでの経験を生かし技術と経営を結ぶ作業をサポートしていきます。
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情報メディア学部 情報メディア学科 教授 安田 光孝 Mitsutaka YASUDA
早稲田大学卒業。デザイナー/プログラマーとして活動後、米国留学にてMBA及びMSITを取得。帰国後、外資コンサルティング会社やベンチャー企業のプロデューサーを経て本学情報メディア学部に着任。2015年よりアントレプレナーシップセンターの運営に携わる。
「アントレプレナーシップ」とは自分がやりたいことをどう実現していくかだと考えています。やりたいことをどう見つけ、それを誰と、どうやって本当のモノとして作り上げていくか。その精神とノウハウをアントレプレナーシップセンターで身につけてほしいです。
デザインとビジネスの融合領域を担当。ビジネスをどうデザインしていくかだけでなく、デザインをどうビジネスの中で活かしていくかを実践経験からサポート。特にデザイン思考などのフレームワークを用い、みんなの頭の中を整理して、ビジネスアイディアを掘り起こす手法を提供。
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情報メディア学部 情報メディア学科 准教授 湯村 翼 Tsubasa YUMURA
東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。博士(情報科学)。電機メーカー勤務、ベンチャー企業勤務、フリーランスエンジニア、ハードウェアスタートアップ起業、国立研究所研究職を経て本学情報メディア学部に着任。
新しいビジネスを始める際、多くの場合で情 報技術が関わってきます。情報大で学ぶ情報技術を身につけて、そのアドバンテージを生かして新しいことに挑戦してください。
主にテクノロジー領域を担当。プロトタイプ開発や、それに必要なスキル習得をサポート。フリーランスおよび起業の経験を生かして、テクノロジーを活用したビジネスに関する情報を提供。
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情報メディア学部 情報メディア学科 講師 坂本 牧葉 Makiba SAKAMOTO
秋田公立美術短期大学で産業デザインを学んだ後、室蘭工業大学大学院博士後期課程生産情報システム工学専攻を修了。視覚デザイン、インタフェースデザイン、感性工学などを研究。
既存のサービス・製品が多くあるなかで、新しい提案に注目を集めることは容易ではありません。ユーザ像を具体的に想像しながら、提案の有用性と新規性とを高めていく必要があります。また、他者に提案をより明確に理解してもらうためにもデザイン思考が不可欠です。
主にデザイン領域を担当。アイディアを形にし、他者に伝えていくためのデザイン手法やクリエイティブ制作をサポートします。PBL授業などでのワークショップ経験を活かし、プロジェクトワークにおけるコミュニケーションの重要性とヴィジュアルデザインの活用を促します。
アンプレ選抜制度(総合型選抜)
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6月〜8月
オリエンテーション
メンターとの面談にてやりたいこと、アイディアを共有(本学6月オープンキャンパスにて)
セミナー・
メンタリング・
プレゼン資料作成メンターのサポートを受け、アイディアを形にしていく(リモートにて)
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9月〜10月
エントリー
調査書・プレゼンテーション資料の提出
選考・
プレゼンテーションプレゼンテーション、適性テスト、書類審査、面接(本学にて)
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11月12月
内定通知/出願
内定者は受験料を納入し出願
合格発表
出願者には合格通知が届きます
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4月
入学
アンプレ選抜合格者には
本学独自の奨学金
「松尾特別奨学金制度」
返済の義務がなく、日本学生支援機構の奨学金との併用も可能!

※本選抜にて不合格となった場合でも、通常の「総合型選抜」での内定選考になります。