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令和5(2023)年度の授業実施方針等について(学部)
在学生・保護者の皆様
本学への入学を検討されている皆様
令和2年度・3年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、遠隔授業を中心に授業を推進してまいりました。 これを実現できましたのも、学生の皆様、保護者の皆様のご理解とご協力あってのことと、深く感謝しております。
この3年間、本学教職員も日々、遠隔授業において学習効果を高めるためにどうしたらよいかを考え、改善を行ってまいりました。 そのかいもあり、学生へのアンケート結果等からは、遠隔授業には一定の効果があることも確認できております。
しかしその一方で、自宅での受講が中心となることにより、教職員と学生、そして学生間のコミュニケーションの機会が失われ、 そうした状況が学生の心身に与える影響も、憂慮すべき課題として浮き彫りになってまいりました。
本来、通学制大学における「学生生活」には、講義外での教職員・友人との交流や、部活動など「講義の外」での活動が含まれており、 そこで得られる人間的成長こそが、学生が卒業後大学生活を振り返った時に、それが良い時間であったと感じられる大きな要因であると考えております。 遠隔授業においては、そうした学生生活を有意義なものとする大きな要素が欠けてしまうことに対し、本学として真摯に向き合う必要があると考えております。
新型コロナウイルス感染症の影響は、未だ終息の見通しが立ちませんが、先述の背景から、本来の学生生活のあるべき姿を取り戻すために、 本学として令和5年度の授業は原則として、全面対面で行うことを決断いたしました。
但し、科目の特性や教育効果を考慮し、一部科目では遠隔授業も取り入れます。
なお、新型コロナウイルス感染症に感染することで重症化する可能性がある基礎疾患を有するなど、対面授業を受講することがどうしても困難な場合は、 所定の手続を行う事で遠隔での受講が認められることがあります(但し、科目の性質により一部遠隔では実施できない科目があります)。
以下に令和5年度の学年暦(予定)を記載しましたが、感染フェーズの変化等、今後の状況に応じて、授業実施方針を含め変更することがありますので、ご了承願います。
2023年3月9日
学長 西平 順