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教員一覧

湯村 翼准教授

Tsubasa YUMURA

所属:
情報メディア学部 情報メディア学科
職名:
准教授

研究室

315


ホームページ

https://yumulab.org/


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担当する授業

ICT入門
プログラミング演習I・II
情報メディア入門I・II
モバイルアプリ演習
メディアプログラミング演習
ゼミナールI・II、卒業研究


学内の顧問等

情報セキュリティサークル


ゼミの概要

「サイバー空間」「物理空間」「人」の3つの関係性で世界を捉え新しい未来を作る研究に取り組みます。研究活動を通じ、アイデアを形にするプロトタイピングスキルを身に着けます。特に、様々な新技術に広く触れることを重視します。

2022/07/26更新

  • 経歴・業績
  • メッセージ
  • 研究分野

    ユビキタスコンピューティング、ヒューマンコンピュータインタラクション、ネットワーク、地球惑星科学

    専門及び研究内容

    人とコンピュータの新しいインタフェースの研究、物理空間センシングによるデータの収集と活用

    略歴

    学歴
    2006年3月 北海道大学 理学部 地球科学科 卒業
    2008年3月 東京大学大学院 理学系研究科 地球惑星科学専攻 修士課程 修了
    2017年9月 北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 情報科学専攻 博士後期課程 単位取得満期退学
    職歴
    2008年4月〜2011年9月 株式会社東芝
    2011年10月〜2013年7月 クウジット株式会社
    2013年8月〜2014年12月 個人事業主
    2013年12月〜2014年12月 明治大学 研究・知財戦略機構 研究支援者
    2014年6月〜2014年12月 合同会社PhysVis 代表社員
    2015年1月〜2016年3月 国立研究開発法人情報通信研究機構 サイバー攻撃対策総合研究センター 有期技術員
    2016年4月〜2021年3月 国立研究開発法人情報通信研究機構 総合テストベッド研究開発推進センター 研究員
    2021年4月〜 北海道情報大学 情報メディア学部 情報メディア学科 准教授

    学位

    博士(情報科学)2019年、北陸先端科学技術大学院大学

    主な研究業績

    詳細は研究室論文リポジトリ https://dl.yumulab.org/ およびResearchmap https://researchmap.jp/yumu を参照
    以下は主要なものを抜粋
    著書
    ・高橋 俊光, 諏訪 悠紀, 湯村 翼, 平屋 真吾, 平井 祐樹, iOSアプリエンジニア養成読本, 技術評論社, 2014
    論文(査読付き論文誌)
    ・湯村 翼, 勝間 亮, 鳥山 美由紀, 大日向 大地, 河村 聡人, 池畑 陽介, 河村 耕平, 松尾 尚子, バーチャルハッカソン SpaceApps COVID-19 Challenge の日本における開催支援, 宇宙航空研究開発機構研究開発報告 宇宙科学情報解析論文誌: 第10号, pp.109-117, 2021.
    ・Tsubasa Yumura, Kunio Akashi, Tomoya Inoue, Yasuo Tan, BluMoon: Bluetooth Low Energy Emulator for Software Testing, Sensors and Materials, Vol.33, No.1, pp.147-169, 2021.
    ・廣井 慧, 井上 朋哉, 明石 邦夫, 廣中 颯, 菅野 洋信, 湯村 翼, 宮地 利幸, 篠田 陽一, ARIA: シミュレーション・エミュレーション連携基盤を利用したインタラクティブな都市型水害の被害予測システム, 情報処理学会論文誌 コンシューマ・デバイス&システム(CDS), pp. 11-25, 2020.
    ・湯村 翼, 宇宙データを使った世界同時開催ハッカソン「International Space Apps Challenge」の日本開催, 宇宙航空研究開発機構研究開発報告 宇宙科学情報解析論文誌: 第6号, pp.167-171, 2017.
    ・Kentaro G. Tanaka, Tsubasa Yumura, Masaki Fujimoto, Iku Shinohara, Sarah V. Badman, Adrian Grocott, Merging of magnetic islands as an efficient accelerator of electrons, Physics of Plasmas, 17, 2010.
    論文(査読付き国際会議)
    ・Kei Hiroi, Tomoya Inoue, Kunio Akashi, Tsubasa Yumura, Toshiyuki Miyachi, Hayate Hironaka, Hironobu Kanno, Yoichi Shinoda, ARIA: Interactive Damage Prediction System for Urban Flood using Simulation and Emulation Federation Platform, Proceedings of the 2019 ACM International Joint Conference on Pervasive and Ubiquitous Computing: Adjunct, 2019.
    ・Tsubasa Yumura, Yuki Oshikawa, Masatoshi Enomoto, Tomoya Inoue, Yoichi Shinoda, JooStar: Heterogeneous Simulator Federation for Application-in-the-Loop Simulation, IGARSS 2019 - 2019 IEEE International Geoscience and Remote Sensing Symposium, 2019.
    ・Masatoshi Enomoto, Kei Hiroi, Tsubasa Yumura, Toshiyuki Miyachi, Proposing of software testing platform with federating simulation and software emulation for route recommendation system in the case of flooding, IGARSS 2019 - 2019 IEEE International Geoscience and Remote Sensing Symposium, 2019.
    ・Kei Hiroi, Masatoshi Enomoto, Tsubasa Yumura, Toshiyuki Miyachi, Processing time and Reproducibility toward a Real-time Simulation System for Flood Evacuation, IGARSS 2019 - 2019 IEEE International Geoscience and Remote Sensing Symposium, 2019.
    ・Tsubasa Yumura, Yuto Lim, Yasuo Tan, PICALA: An Interactive Presentation System to Share Reaction of Audiences with Light Color, CHI EA '19: Extended Abstracts of the 2019 CHI Conference on Human Factors in Computing, 2019.
    ・Tsubasa Yumura, Satoshi Nakamura, Augmented Typing: Augmentation of Keyboard Typing Experience by Adding Visual and Sound Effects, CHI EA '19: Extended Abstracts of the 2019 CHI Conference on Human Factors in Computing, 2019.
    ・Tsubasa Yumura, Masatoshi Enomoto, Kunio Akashi, Futoshi Hirose, Tomoya Inoue, Satoshi Uda, Toshiyuki Miyachi, Yasuo Tan, Yoichi Shinoda, AOBAKO: A Testbed for Context-Aware Applications with Physicalizing Virtual Beacons, Proceedings of the 2018 ACM International Joint Conference on Pervasive and Ubiquitous Computing: Adjunct, 2018.
    ・Tsubasa Yumura, Kunio Akashi, Tomoya Inoue, BluMoon: Bluetooth Low Energy Emulation System with Software-Implemented Controller, 2018 IEEE International Conference on Pervasive Computing and Communications Workshops, 2018.
    ・Tatsunori Hirai, Satoshi Nakamura, Tsubasa Yumura and Shigeo Morishima. VRMixer: Mixing Video and Real World with Video Segmentation, Proceedings of the 11th Conference on Advances in Computer Entertainment Technology, 2014.

    所属学会及び各種委員

    所属学会
    ACM、情報処理学会、電子情報通信学会、芸術科学会、建築情報学会、日本地球惑星科学連合
    委員
    ・情報処理学会 会誌編集委員 (2018-2022)
    ・情報処理学会 モバイルコンピューティングと新社会システム(MBL)研究会 運営委員 (2019-)
    ・情報処理学会 エンターテインメントコンピューティング(EC)研究会 運営委員 (2021-)
    ・情報処理学会 ユビキタスコンピューティングシステム(UBI)研究会 運営委員 (2021-)
    ・International Conference on Mobile Computing and Ubiquitous Networking (ICMU) Poster and Demo Co-Chairs (2020-)
    ・情報処理学会 マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO)シンポジウム プログラム委員 (2020-)
    ・エンターテインメントコンピューティング(EC) 実行委員 (2020-)
    ・マルチメディア通信と分散処理ワークショップ(DPSWS) プログラム委員 (2021-)

    特許

    ・特許第5259763号, 電力管理装置、システム及び方法, 湯村 翼, 寺島 芳樹
    ・特許第5362026号, 通信障害要因推定方法、その推定方法を備えた通信装置およびプログラム, 湯村 翼, 田中 康之, 伊瀬 恒太郎, 勝部 泰弘
    ・特許第5439424号, 制御装置, 寺島 芳樹, 湯村 翼, 伊瀬 恒太郎
    ・特許第6245254号, 位置推定装置、位置推定方法、対象端末、通信方法、通信端末、記録媒体および位置推定システム, 湯村 翼, 塩野崎 敦

    表彰関係

    ・東京大学大学院 理学系研究科 研究奨励賞 (2008)
    ・International Space Apps Challenge 2013 Honorable Mention
    ・Tokyo Designers Week 2013 Asia Award ヤングクリエイター展 入賞
    ・Geoアクティビティフェスタ2013 優秀賞
    ・第1回Tech Planグランプリ ABBALab賞 (2014)
    ・マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2016)シンポジウム 野口賞(技術賞)
    ・Geoアクティビティコンテスト2018 測量新技術賞
    ・デジタルコンテンツ制作発表会 優秀賞 (2019)
    ・マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2019)シンポジウム 野口賞
    ・Geoアクティビティコンテスト2019 防災減災賞
    ・AsianCHI Symposium 2019 Best Poster/Demo Award
    ・情報処理学会 2020年度 学会活動貢献賞
    ・マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2021)シンポジウム ベストカンバーサント賞

    社会活動

    ・NASA International Space Apps Challengeオーガナイザー (2014-)
    ・北海道Society5.0推進会議「データ利活用ワーキンググループ」メンバー (2021-)

  • どんな専門分野を教えていますか?

    人とコンピュータの新しいインタフェースを考案したり、物理空間のデータを集めて活用するような研究分野を専門としています。このような研究を行うために、マイコンという小さなコンピュータにセンサやモータを取り付けて新しい装置を開発します。

    大学の先生になる前は何をしていましたか?

    情報通信研究機構(NICT)という国立の研究機関で、テストベッドというソフトウェア検証環境基盤の研究開発を行っていました。さらにその前は、デジタル地球儀の制作・販売を行う会社を立ち上げたり、ベンチャー企業でAR・位置情報アプリケーションを開発したり、電機メーカーでホームネットワークの研究開発を行っていたりしていました。

    高校生へのメッセージ

    プログラミング、機械学習、マイコンボードなどの様々なツールが安価に手に入り、簡単に使えるようになり、アイデア次第でいろんなことが実現できるような世界になっています。その一方で、世界の情報技術が急速に進んだため、それを扱える情報技術者は不足しています。アイデアを実現するスキルを、楽しみながら身につけてみませんか。

    担当する授業

    ICT入門
    プログラミング演習I・II
    情報メディア入門I・II
    モバイルアプリ演習
    メディアプログラミング演習
    ゼミナールI・II、卒業研究

    趣味

    電子工作、脳科学の勉強、北海道コンサドーレ札幌の応援

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